試合の評価 バランスを欠き、完封負け。
審判 ファウルの見逃し多し。リスタート時に相手プレーヤーに適切な間隔を空けさせなかった。

開始直後からマリノスはバランスを欠いていた。最前線に4人くらいが並んでしまい、中盤に人がいない状態。そのため、相手ボールになるとパスの出し手にプレッシャーがかからず、いいようにカウンターを浴びてピンチの連続。開始僅か10分で少なくとも3度の決定機を与えてしまった。特に、大島が厳しくマークされ、楔のパスを狙われて奪われてカウンターを喰らう場面が度々あった。ならばと坂田が裏のスペースを狙うが、大宮の戻りも早く、二の矢が出ない。
ようやく16分の大島のシュートを皮切りに、吉田と山瀬が決定機を迎えるが、吉田のヘディングはキーパーに阻まれ、山瀬のシュートもバーに阻まれた。この後は守備もやや落ち着くが、結局前半は大宮にペースを握られたまま0-0で前半終了。

後半開始直後は攻め込んで期待を抱かせたが、すぐに押し戻されてしまう。私はこの辺りで大島を下げてマイクの投入を考えてほしかった。確かに今季の大島のポストプレーはチーム戦術の核だが、この試合では大島にボールが入る所を完全に狙われていたので思い切って替える手はあったと思う。また、ベンチに裕介がいなかったのもどうなのだろう。このところ小宮のサイドは狙われていたし、この日も西村とのマッチアップでは苦戦していた。結果的に決して出来の悪くなかった隼磨を替えざるを得なくなった訳だが、本来替えるべきは小宮山の方だったと思うのだが。確かに小宮山の攻撃力は魅力だが、この試合では効果的な攻め上がりの回数は少なかった。それにマルケスを残しておけば、左サイドの攻め手には困らなかったと思う。いずれにせよ、このところ小宮山のサイドは狙われているので、裕介が居ないなら勇蔵を入れて那須か河合を左に回す選択肢もあったと思う。
試合は、幸宏を入れた直後に小宮山のサイドを破られて失点。負傷退場で交替出場した平野に決められてしまうあたり、運もない。大宮の2点目は隼磨のスローインを誰も受けようとせず、なんとなく坂田が受けに戻った所であっさりボールを奪われて逆サイドに展開され、吉原に縦1本のパスを通されてしまったもの。あまりに簡単すぎる失点で、チーム全体が集中を欠いていた。
この後マイクを入れたが、今季初めてマイクが機能したといっていいだろう。マイクは悉くヘディングに競り勝ち、チャンスを生み出したが、ゴールは遠かった。これだけマイクが効くのならやはり0-0の場面で入れておけばと思ったが、やはり2点目が痛すぎた。先週の悔しい敗戦とは違い、今日の内容では負けて当然。情けない敗戦になってしまった。

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